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「父の日」
6月のイベントとはいえば、やはり「父の日」です。「母の日」は有名で、小さいころからその日にはカーネーションを買って贈るということはずっと小さい頃からしてきましたが、わたしが「父の日」を知ったのはもっと後のことでした。
私の父は、控えめな人です。
何か家族でするときも、自分は黙って一歩引いてみているような。
そんな控えめな父にあまりにピッタリな控えめな「父の日」。
初めての父の日のプレゼントは\白いバラ”でした。どこかで母の日は赤いカーネーション”。
父の日は”白いバラ”だと聞いたことがあったような気がしたからです。
(母がなくなった人は白いカーネーションというのも知っていました)
母親が赤なら、父親が白っていうのも対になっていると思って受け入れたのです。
父は私が差し出した白いバラを少し恥ずかしそうに受け取りました。
そのずっと後で、父の日も父親が健在なら”赤いバラ”。なくなった人は\白いバラ”だということを知ったのです。
何も知らずに白いバラを差し出した私を父はどう思ったのか。
その白いバラをそれでも嬉しそうに受け取った父の気持ちを思うと、恥ずかしいような、申し訳ないような・・それでいてうれしい気持ちが未だによみがえってきます。
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